『ふしぎながら迫力がある・・・。』
ふしぎな絵本です。不思議ながら迫力があって長嶺さんのダンスのようです。絵は油絵みたいですが型にとわられない描き方で結構いいです・・多才な人ですね。集中力も並外れていて対象に没入してゆくすごさはやはりダンスと共通かなと・・・。長嶺さんの猫チャンに関してはいろいろ言われてますけれど、何より人の意見なんてほとんど意味がないということがこの絵本から伝わってきます。星丸くん、はじめたくさんのワンちゃん、猫ちゃんのお世話を心から楽しんでいる長嶺さん・・特に最後に星丸くんが猫ちゃんのお面を頭につけてすわっている記念写真のような絵・・・これは抜群ですね。たくさん絵本を見てきましたがこのシーンには何か忘れがたいものがあります。猫ちゃんや星丸の表情ちょっと暗いと一見思わせますがでもよく見るととても真剣な良い目付きです。長嶺さんの情熱的な目が映っているのでしょう。星は今後の長峰さんの油絵の完成度を期待して4にしましたが内容はスーパーリアルでもちろん5です。